投手と野手の両方でカード化された選手

 これを思いついたのは、ヤクルト高井選手の存在。09年で投手を諦め、10年からは外野手として勝負する。
 入団は、03年にドラフト1位でヤクルトに。すぐにカード化された。その後、勝ち星を記録するも、いまいち。入団当時ファンが思い描いていた活躍が、できないままでいた。
 外野の一角に割って入ることができるのか? 福地、青木、ガイエル…、とライバルは多いのだが…。
 それと、98年の新庄(阪神)は除外。投球ホームのカードはあるが、投手登録されていないから。また、古田も投球ホームらしいものがあるが、これも新庄同様除外。

 で、今のところ対象者は1名。

(新規作成 2014.6.28)
 やっと、このコーナーを更新できることとなった。高井(ヤクルト)が、打者として初めてカード化されたのだ。
 2013年シーズンの序盤、高井の打者としての出場、活躍により、カード化は、時間の問題かと思われた。しかし、再び怪我に見舞われ、シーズン後半はリハビリに追われることとなった。それからは、スポーツ紙で彼の情報が発表されると、いつケガが治るのか? いつ試合に出場できるのか? と、気になって注意して見ていたっけ。
 そして、2014年。開幕スタメン2番右翼で出場し、2安打の活躍。その後は、本塁打も量産して、5月には月間MVPを獲得。
 6月末現在日本人打者トップの13本塁打を記録している。
 そして、2014年第2弾に初カードが発行されたのだ。長いあいだ、彼の活躍を、そして彼の打者としてのカード化を期待していたので、私は嬉しくて、友人にこの話をしまくった。
 で、ついでに、大谷(日ハム)も、紹介しなければならないかなと思い、3人を紹介する。


①畠山 準
 夏の甲子園優勝投手だ。池田高校から83年ドラフト1位で南海に入団。5年間で6勝18敗と大きく負け越し、打者へ転向。ダイエーを解雇されたものの、91年に大洋・(現 横浜)に移籍。打者として活躍した。99年に引退。98年の優勝時にも活躍できてよかった。
 宇佐美徹也の本では、入団時の紹介欄にバッティングセンスもあるというような記載もされており、その後の野球人生を暗示しているかのようだった。
(投手成績)55試合 6勝 18敗 0S 率4.74
(打者成績)862試合 483安打 240打点 57本塁打 率.255

左から
84年 №188(南海)(ファーストカード)
94年 №24(横浜)(打者として最初のカード)

②大谷翔平
 13年に入団。当初から投手、野手の「二刀流」。現状どっちも好成績を出している。
(投手成績)85試合 42勝 15敗 0S 1H 率2.52
(打者成績)403試合 296安打 166打点 48本塁打 率.286(2017年末現在)

左から
13年 D7(ファーストカード)
13年 AS22
13年 S61

③高井雄平
 03年ドラフト1位でヤクルト入団。石井一久の抜けた穴を埋める大型左腕として注目を浴びる。1年目は27試合に登板し、5勝6敗。しかし、2年目は、前半戦不調でほとんど2軍暮らし。後半戦から1軍に上がり4勝した。
 サインは05年シーズン前のオープン戦時期に、神宮球場でもらった。07年秋季キャンプでは、好調だったようで、来季は先発に復帰かもってヤフーニュースに載っていた。
 その後、打者転向に。2011年からは、登録名を「雄平」としている。
 2014年第2弾でついにカード化!
(投手成績)144試合 18勝 19敗 1S 17H 率4.96
(打者成績)669試合 594安打 254打点 43本塁打 率.292(2017年末現在)

左から
03年 №94(ファーストカード)
14年 №167(打者として最初のカード)

◆これからの展望
 これからも投手から野手に転向する選手は出てくると思うが、いまのところ想定される選手はいない。

カルビープロ野球チップスカード大好き

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