この年は、番号が№１から７５１番まで確認されている。しかし、そのうちの№４５２から５５１までは、どうやら欠番らしい。総数は、６５１枚としてまとめておく。
また、この年は、地方版が多く存在し、コンプリートなんてとてもできない。おそらく、全国版、地方版等に関する区分けは、以下のとおり。
・№ １～２０１ 全国発売
・№２０２～２５１ 山陽地区発売
・№２５２～３０１ 全国発売
・№３０２～３５１ 関西地区発売
・№３５２～４０１ 東海地区発売
・№４０２～４５１ 全国発売
・№４５２～５５１ 欠番
・№５５２～６０１ 山陽地区発売
・№６０２～７０１ 全国発売
・№７０２～７５１ 東海地区発売 こんな感じだろうか。
◆球団別選手数調査
①巨人 （１９０枚）29.19％ ①西武 （７１枚）10.91％
②中日 （ ９３枚）14.29％ ②日ハム （２６枚）03.99％
③広島 （ ８８枚）13.52％ ③阪急 （１９枚）02.92％
④阪神 （ ８２枚）12.60％ ④近鉄 （１２枚）01.84％
⑤大洋 （ ３６枚）05.53％ ⑤南海 （１０枚）01.54％
⑥ヤクルト（ ２２枚）03.38％ ○不明 （ ２枚）00.31％
（作成中） 円グラフ 「球団別選手数調査」
◆１９８２年のカードは？
①№１～１０１
裏面の記載が、№１０１以降と異なるので記しておこうと思う。氏名の下には、旗型のテンプレートに球団名が書かれている。
左から
№４ 王貞治（巨人）
№２２ 掛布雅之（阪神）
№２８ 山本浩二（広島）
№６０ 松沼雅之（西武）
②№１０２～２０１
裏面の記載が写真のように、球団のペットマークになった。また、コメントのみのもの（タイプＡ）と、８２年度前半戦の成績（５月６日現在）が記載されたもの（タイプＢ）と、２種類ある。ちなみに、タイプＢは、№１５１の石毛（西武）までしか見られず、それ以降は、タイプＡのみの構成となっている。
タイプＡ（コメントのみ）
左から
№１０２ 原辰徳（巨人）
№１２３ 森脇浩司（近鉄）
№１５９ 松沼雅之（西武） （裏面）
タイプＢ（前半戦の成績が記載）
左から
№１０４ 松沼雅之（西武）
№１２０ 藤原満（南海）
№１３２ 山下大輔（大洋） （裏面）
③№２０２～２５１
この間は、広島の選手が中心に発行されているが、他球団の選手も数名発行されている。顔のアップの写真が比較的多いかも。
左から
№２２２ ガードナー（広島）
№２２７ ライトル（広島）
№２３７ 津田恒美（広島）
№２４８ 三村敏之（広島） （裏面）
広島以外も
左から
№２０７ 原辰徳（巨人）
№２４２ 江川卓（巨人）
№２４６ 小林繁（阪神）
④№２５２～３０１
この間は、全国発売だし、それなりに私も所持している。裏面は「野球用語メモ」となっている。
左から
№２７６ 淡口憲治（巨人）
№２８８ 松沼雅之（西武）
№２９０ 定岡正二（巨人）
№２９１ 田淵幸一（西武） （裏面）
⑤３０２～３５１
このブロックは、２５２～３０１より出回っている数は少ないと思われる。関西版かも。関西、特に阪神のカードが多い。５０枚のうち、２４枚が阪神、阪急３枚、近鉄３枚、南海２枚…、阪神以外はそうでもないか。
左から
№３０２ 小林繁（阪神）
№３１４ 加藤英司（阪急）
№３２６ 香川伸行（南海） （裏面）
⑥№３５２～４０１
この間は、東海地区限定と思われる。リストを見ると大半が中日の選手で占められているが、中日の選手ばかりではなく、他球団の選手も混ざっている。この辺はよく分からない。他球団の選手も、東海地区限定で発売されるというのも不思議なものだ。
左から
№３６１ 中尾孝義（中日）
№３６２ 星野仙一（中日）
№３６５ 大島康徳（中日）
中日選手以外も
左から
№３６３ 原辰徳（巨人）
№３７９ 田淵幸一（西武）
№３９３ 山田久志（阪急）
№３９８ 山本浩二（広島）
⑦№４０２～４５１
この間は、全国発売。ほとんどのカードを所持。裏面は生年月日や出身地、趣味、主なタイトル等が記載されている。
左から
№４１５ 角富士夫（ヤクルト）
№４２３ 木田勇（日ハム）
№４３３ 屋敷要（大洋）
№４４４ 石毛宏典（西武） （裏面）
№４５２～５５１
欠番（おそらく 笑）
⑧№５５２～６０１
この間は、広島の選手が中心に発行されているが、他球団の選手も数名発行されている。
左から
№５５２ 高橋慶彦（広島）
№５６０ 衣笠祥雄（広島）
№５７１ 北別府学（広島）
№５７７ 山本浩二（広島） （裏面）
広島以外も
左から
№５７６ 原辰徳（巨人）
№５８０ 田淵幸一（西武）
№５８８ 松本匡史（巨人）
№５９３ 中畑清（巨人） （裏面）
⑨№６０２～７０１
この間は、全国発売。それなりに私も所持している。裏面は生年月日や出身地、趣味、主なタイトル等が記載されている。
左から
№６２４ 基満男（大洋）
№６３０ 平田薫（巨人）
№６３６ ソレイタ（日ハム）
№６４８ 永射保（西武） （裏面）
⑩№７０２～７５１
このブロックは、中日が優勝したあとに制作されたもので、裏面には、「セントラルリーグ優勝おめでとう」という記載がある。おそらく東海地区限定で発売されたのであろう。ここには、尾上、豊田、モッカ、平野（いずれも中日）のファーストカードがある。このシリーズに共通して言えることは、顔がアップで写されているものばかりということ。平野はまだ、背番号が５７の時代で、貴重だ。
左から
№７２５ 田尾安志（中日）
№７２６ 田野倉正樹（中日）
№７４３ モッカ（中日）
№７５０ 平野謙（中日） （裏面）
中日以外も
左から
№７３５ 原辰徳（巨人）
№７３８ 掛布雅之（阪神）
№７４５ 山本和行（阪神）
№７４７ 原辰徳（巨人） （裏面）
◆１９８２年シーズンを振り返って
この年も、昨年同様それなりに覚えている。中日が優勝したんだが、私が印象に残っているのは、「燃えよドラゴンズ！ ８２」。たぶん、ヴァイオリンのレッスンから帰ってくる車中のラジオで聞いたのが最初。この曲が流れた途端、こんなのがあるのか！ って衝撃を受けた。
カラオケでは、好んで、この８２年バージョンか７４年版をよく歌う。「１番平野が塁に出て、２番…」。
◆１９８２年版カード収集について
ファーストカードは手に入れたい。難関は、豊田と尾上で、必ず欲しい。
◆その他のトピックス
１９８２年重複枚数整理
１９８２年ファーストカードを追え
１９８２年の景品
１９８２年のチーム別考察
カルビープロ野球チップスカード大好き